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宙-CHUU-

  • 今村透
  • 2023年10月16日
  • 読了時間: 2分

ソフトボールマンガやフットサルマンガは少ない

このマンガは数少ないほんわか可愛い女子高生たちがフットサルをするマンガである


彼女らはほんわかふわふわのびのびしていにも関わらず

試合ともなれば見るものを興奮させるような熱いゲームを見せてくれる


自由奔放にイキイキとボールを追いかけ汗を散らし全力で競技を楽しむ姿には目を惹かれる


このマンガの主人公は、中学サッカーで全国トップクラスのゴールキーパーだった小桜宙


読み方はコスモではない、コザクラ チュウである


宙は全国有数の名選手として名を残したが中学サッカーは好きだったはずのサッカーが好きか嫌いか分からなくさせてしまうほど宙にとっては大変なものだった


だから宙はサッカーとは縁遠い生活、憧れのキラキラお嬢様になるんだとサッカー部のないコディーノ女学園に進学


キラキラした本物のお嬢様に囲まれてこれからの学園生活に胸をふくらませながらボッチランチを食べていた宙は「ほとんどが初等部出身ですでにランチ相手は決まっているからもたもたしていると輪に入りそびれるぞ」自称〝学園一のおせっかい〟のお嬢様にボッチに厳しい現実を突きつけられ挙句お嬢様抱っこで連れ去られる


連れ去られた先にいたのは4人のお嬢様


彼女らはただボールを蹴るのが楽しい「けりたま団」


ゴールは二つ並べておいた陸上ハードルの間、ゴレイロ(ゴールキーパー)は軍手じゃなく手袋、シュートのときは小学生が考えたような必殺シュートの技名を叫ぶ


ただ、楽しくボールをける無垢なお嬢様方


一日だけと言われ「けりたま団」に参加した宙はボールを蹴る気持ちよさ楽しさを思い出す


けりたま団の大躍進はここからスタートする





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