極点の炎魔術師 ～ファイアボールしか使えないけど、モテたい一心で最強になりました～

〝モテたい〟それは生物の本能に起因する至極真っ当な欲望でありそれだけに他の欲求よりり強い行動原理となりうる

ただモテたいその一念はときに人を変え大きな成長をもたらすことがある

この物語の舞台になる世界には魔法が存在する

〝極点〟とは魔術師としての究極点

その資質を推し量る手段の一つとして

最も適性のある魔術の属性をしる適性の儀というものがある

光の属性の強い貴族家に生を受けた主人公も12歳の時に婚約者と弟共に儀式を受ける

婚約者や弟が優れた資質を示すが主人公は火のF、主人公には火の魔法の初球魔法ファイアーボールしか使えない

極点ではあったが女遊びがひど過ぎたという理由で祖父を家から追放した体面や外聞を気にする父に主人公も自ら家をでることを迫られ家をでた

そして出会う、同じく家を追放された祖父と

主人公とは違い極点と呼ばれる祖父と

女遊びがひど過ぎるという祖父と

主人公と出会ったとき浮気関係にあった女性の彼氏に浮気がバレそうになったからトイレから下水道に逃げ来たところだという祖父と

下水道の掃除しか仕事のなかった孫と浮気バレ回避に下水道に逃げ込んだ祖父の史上最悪の邂逅

しかしそれが孫の人生を変えた

〝モテたいか？〟

その祖父の問いが全てだった