ラーメン赤猫
- 今村透
- 2024年1月22日
- 読了時間: 1分
従業員が全員ネコ(科)食材の仕入れ、仕込み、調理、接客、経営全ての業務を猫だけでやってきた世にも珍しきラーメン店「ラーメン赤猫」
客層は猫アレルギーもちではない人間
意思の疎通、味覚の違い、給料、労働環境、アレルギー、抜け毛、衛生管理、
猫が人間相手の飲食店をやるにはハードルが高い
猫が食べても問題ないレベルまで薄めて味見したり、人語を覚えたり、二足歩行できるようになったり、気合で抜け毛を落とさない技術を身に着けたり
猫たちの涙ぐましい努力の果てに繁盛するようになったラーメン赤猫
しかし店が繁盛すれば人手不足、、、いや猫手不足になる
換毛期ともなると日々の抜け毛ケアも大変
猫の手も借りたい、いや人の手も借りたくなるほどに
というわけで雇われることになった人間の珠子さん
メイン業務は従業員猫たちのブラッシング
ブラック企業にこき使れた果てに行き着いた猫が経営するラーメン屋
人ゆえの苦労、猫ゆえの苦労、酔っ払い、迷惑Youtuber、幼児、神様気取り客、その他困った客がくることもあるけれど
良き隣人、良き常連、良き仲間に支えられラーメン赤猫は今日も店を開ける
アニメ化おめでとう、癒しをありがとう、通い詰めたい
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