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ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである

  • 今村透
  • 2023年2月6日
  • 読了時間: 2分

ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン、彼女は世界で一番偉そうである


常に偉ぶり上から目線の命令口調、誰を前にしても態度を崩さない


しかし許される。何故か?


それは彼女がヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンだからである


彼女は誰よりも美しい


生まれ持った恵まれた容姿を裕福な公爵家の資金力で磨き、厳格な王妃教育で美しく魅せる術を身に付けているのだから叶うはずもない


彼女は誰よりも恐れ知らずである


それは愛する国王を狙うテロリストの凶弾に躊躇なく飛び込みその身をもって防ぐことからも分かる


彼女は誰よりも懐が広く器がでかい


それは不作により資金難に陥った領地を救うため王太子の婚約者の座を奪い取ろうとした男爵令嬢と男爵令嬢の手練手管にまんまと引っかかった王太子の浮気を許し


公爵家の資金力で男爵家を救う約束で堕ちた現金な男爵令嬢のお姉さま呼びを受け入れ


現実を突きつけられ泣く自動塩水生成器こと泣き虫王太子に「我と結婚せよ」と言い放ったことからもその一端をうかがい知れるのではないかと思う


彼女は誰よりも慈愛に満ちている


生活苦によりテロ行為に走った民の凶行を自らの軽傷ひとつで防いだ末に最小限の罰でテロリストを赦し仕事を与えた


救われた民は忠誠を誓う


以上の事からヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃の人柄が多少なりとも知っていただけたかと思う


しかし私はまだヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンをヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンたらしめる根源に触れていない


ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンをヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンたらしめるものそれは、、、、


彼女の伴侶たる王への愛


ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンは自動塩水生成器のことが大好きで大好きでたまらないのだ


全ては彼女が大好きになった人が王太子だっただけの話なのだ


彼女が大好きになった人がたまたま王太子であり彼女はたまたまその婚約者を望める家に生まれた


そして彼女の生まれた公爵家と王家の王妃教育が素晴らしかった


ただそれだけの奇跡なのだ


いずれ国王になる愛おしい人、彼の足りないところを彼女が覇王たる風格で埋めるのだ


そして彼女は愛しき国王を愛でたおすのだ


そんな彼女にも弱点はある


国王が好きすぎることとネーミングセンスである


またそこが可愛らしいのだ


私が2022年に出会ったマンガの中で最推しのヒロインです





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